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【施工業者向け】プール施工の基礎知識

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プール施工は、通常の建築工事とは異なる専門知識が求められます。水圧計算や漏水対策、関係法規への対応など、プール特有の知見と技術なしに施主への付加価値の高い提案はできません。本記事では、プール施工に携わる事業者が知っておくべき実務の基礎知識を解説します。

施主の要望と立地条件で
選定するプールの素材

構造素材は施主が求めるデザインや総重量、許容される工期に応じて選定します。工期の短縮や屋上階への設置プロジェクトには軽量なFRP(ガラス繊維強化プラスチック)やパネル工法が優位性を持ち、変形地や意匠性にこだわる施設ではコンクリート構造にタイル仕上げを施す手法が確実。素材ごとの特性や適した施工条件は、以下のページで確認できます。

漏水トラブルを未然に防ぐ
プールの構造設計と防水処理

プール躯体には大量の水による水圧と、膨大な荷重が常時かかるため、通常の住宅基礎とは異なる特殊な構造計算に基づき、長期的な堅牢性を担保できる設計をおこなわなければなりません。

また、引き渡し後の水漏れによる損害賠償リスクを抑えるため、躯体構造や仕上げ材の相性に応じてシート防水、塗膜防水、FRP防水などの工法を的確に選定する必要があります。隙間のない水密性を確保することが確実な施工の前提です。

安全管理と水質を担保する
プールの設計基準

水質を衛生的に保つには、ターンオーバー(循環回数)に基づく循環ろ過システムの導入が必須となります。施設の用途や利用人数に応じて必要な循環能力、配管経路を綿密に計画し、公的な水質管理基準をクリアできる設計を進めましょう。

また、思わぬ事故を防ぐための吸い込み事故防止金具の設置など、安全面にも最大限配慮した設計が施工者として求められます。

着工前に必ず確認すべき
プールの法規制

施工計画を進める段階では、建築基準法や各自治体が定める条例の確認が不可欠です。プールの建築確認申請の要否は、全体の規模や構造種別、付帯する上屋の有無などによって判断が異なるほか、建ぺい率への算入可否も敷地計画に影響するため、早めに確認しておくことが重要です。

特に不特定多数が利用する業務用プールでは、公衆浴場法や旅館業法の適用可否によって、保健所への届出や衛生管理基準への適合が求められるケースがあります。法的な判断が複雑になりやすいため、計画の初期段階から行政機関へ相談しておくことが大切です。

引き渡し後の満足度を高める
設備提案

引き渡し後の運用フェーズで発生しやすい「落ち葉掃除の負担」や「水温低下による稼働率低下」といった施主の不満を未然に防ぐため、設計段階から運用を見据えた計画を立てましょう。高性能なろ過機や加温システム、自動掃除ロボット、保温カバーをパッケージで提案することにより、日々の維持管理の手間を大きく抑えられます。

こうした快適性を高めるオプション提案は、1件あたりの受注金額を高めることにもつながります。

プール専門業者との協業で
提案力と受注品質を高める

プールという特殊な水回り工事を成功させるには、通常の建築設計とは大きく異なるエンジニアリングのノウハウや法務知識が欠かせません。自社だけの限られたリソースですべての工程を抱え込んでしまうと、予期せぬ漏水や法的なチェックミスによる施工トラブルを招くリスクが高まります。

実績豊富な専門業者からの設計協力や専門機器の手配をサポートしてもらえる体制を整えることが、自社提案力と受注品質をより高めることに直結します。

導入施設別
プール施工業者おすすめ3選

各社の施工事例や特徴を調査し、現在導入が進んでいる「リゾート宿泊施設」「レジャー施設」「リハビリ施設」の3つの施設タイプ別に、おすすめのプール施工業者を紹介します。依頼先選定の参考としてお役立てください。

ヴィラ・グランピング・ホテルなどの
リゾート宿泊施設
マジラインプールカンパニー
プールカンパニー 事例1
引用元:プールカンパニー公式HP
(https://poolcompany.jp/contract/#gallery_4-1)
プールカンパニー 事例2
引用元:プールカンパニー公式HP
(https://poolcompany.jp/contract/#gallery_11-1)
プールカンパニー 事例3
引用元:プールカンパニー公式HP
(https://poolcompany.jp/contract/#gallery_20-1)
こんなプールが実現できる
  • 景色と水面が溶け合う
    インフィニティプール
  • 客室ごとに独立管理・メンテナンス
    できるプール
強み

700台のプール施工実績※1に基づく技術力とノウハウで、ロケーションの魅力を引き出し、施設のコンセプトを活かしたプールを設計・提案できる。

フランス発の高性能ブランド「マジラインプール」を採用。国際特許を取得したろ過装置※2により、各プールの水質管理を独立して行えるため、客室ごとの稼働状況に合わせたメンテナンスが可能になる。

スパ・テーマパークなどの
レジャー施設
ニッコン
ニッコン 事例1
引用元:ニッコン公式HP
(http://www.nicconpool.com/works/activity/kumamoto.html)
ニッコン 事例2
引用元:ニッコン公式HP
(http://www.nicconpool.com/works/activity/suzuka.html)
ニッコン 事例3
引用元:ニッコン公式HP
(http://www.nicconpool.com/works/activity/toubu.html)
こんなプールが実現できる
  • 仕掛けアトラクションのあるプール
  • 安全な間隔で滑走できる
    センサー付きウォータースライダー
強み

ウォータースライダーなどのアミューズメント設備を自社で設計・製造し、プールと遊具を組み合わせた話題性と集客力のあるアクティビティ空間を提案できる。

既存プールの改修や遊具の後付けにも対応。吸込事故を防止する施工など、プール事業48年※3で培った技術により、万が一の事故で運営が止まるリスクを抑えた施設へとリニューアルできる。

老人ホーム・デイケアなどの
リハビリ施設
ジャパンアクアテック
ジャパンアクアテック 事例1
引用元:ジャパンアクアテック公式HP
(https://jat.ne.jp/perform/reha-ex/)
ジャパンアクアテック 事例2
引用元:ジャパンアクアテック公式HP
(https://jat.ne.jp/perform/reha-ex/)
ジャパンアクアテック 事例3
引用元:ジャパンアクアテック公式HP
(https://jat.ne.jp/perform/reha-ex/)
こんなプールが実現できる
  • 流れの強さを調整できるプール
  • 車椅子のまま入水できる
    リフト付きプール
強み

歩行が難しい方が安全に入水できる電動リフトや、回復に合わせて強さを調整できる流水プールなど、リハビリに特化した専用機器を自社で研究開発・製造。歩行や機能訓練向けの水中環境をつくりだせる。

既存の建物にも設置しやすい、軽量なFRP製プールに柔軟に対応。外から姿勢を確認できる観測窓など、他施設と差別化したリハビリ用プールを実現できる。

※1参照元:プールカンパニー公式HP|2026年4月現在(https://poolcompany.jp/about/
※2参照元:プールカンパニー公式HP(https://poolcompany.jp/reason/
※3参照元:ニッコン公式HP|2026年4月現在(http://www.nicconpool.com/company/
導入施設・目的別
プール施工業者おすすめ3選